粉ミルクはママの強い味方です。
母乳が出なかったり、パパに授乳をお願いしたいときにとっても役にたちます。私も10ヶ月くらいまでミルクと母乳の混合で育てました。
粉ミルクの作り方はとっても簡単です。赤ちゃんを抱っこしながら作るのは大変なので、パパにも覚えてもらうといいですね。
粉ミルクの作り方・手順
手洗いをして粉ミルクの準備
赤ちゃんは細菌にたいする抵抗力が弱いので、手洗いをしっかりとしましょう。
哺乳瓶は、消毒したものを使用します。消毒は離乳食が始まるまではするようにしてください。
70℃以上のお湯を入れる
哺乳瓶に、でき上がり量の1/2のラインまで、一度沸騰させた70度以上のお湯を入れます。
70度以上のお湯を使うのは、粉ミルクの中に入っている菌を滅菌するためです。WHOから発信されたガイドラインにそって、厚生労働省の指導で全メーカーが「70度以上のお湯を使う」と表示するようになりました。
乳児用調製粉乳について、製造工程で無菌にすることは困難であり、開封後に病原微生物に汚染されるおそれもあります。「Enterobacter sakazakii」という菌は乳幼児の髄膜炎や腸炎の発生に関係しているとされ、感染した乳幼児の20~50%が死亡したという報告があります。死に至らなかった場合でも、神経障害等重篤な合併症が継続するとされています。
粉ミルクを入れる
粉ミルクを計測し、哺乳瓶に入れます。
今回使用したのは、ビーンスタークの「すこやか」です。出産した病院で使っていた粉ミルクで、よく飲んでいたので退院後もすこやかを愛用しています。
軽く混ぜる
哺乳瓶を振って、軽く混ぜます。
哺乳瓶は熱くなっているので、やけどをしないように清潔なタオルを巻いて混ぜるといいでしょう。
できあがりの量までお湯をたす
粉ミルクによっては湯ざましを使えるものもあります。湯ざましやウォーターサーバーの水が使えると、調乳時間の短縮になるので助かります。
哺乳瓶を冷水でさます
ニプルをつけて流水で冷ますか、ボウルに水をはって、つけおきして冷まします。哺乳瓶全体に流水をかけると、冷めやすくなります。
温度は人肌まで冷まします。手首の内側や、ひじの内側にあてて、人肌になっていることを確認してください。
調乳後2時間以内に飲ませる
調乳したら2時間以内に飲ませるようにし、それ以上たったものは破棄します。
たくさん余ってしまったり、赤ちゃんが飲まなかったときに、つい「もったいないから」と冷蔵庫で保管してしまうことがあると思います。ですが、時間がたつと菌が繁殖している恐れがあります。
赤ちゃんの健康を守るためにも、粉ミルクの利用方法を守るようにしてください。
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