赤ちゃんを寝かしつけする方法として、5分おきに部屋を出て寝るまで繰り返す「ねんねトレーニング」があります。海外では赤ちゃんを1人で寝かせるのがポピュラーのようですが、私にはそれができませんでした。
1歳を過ぎて、授乳をしないで寝かせる方法を試行錯誤していたら、そのうち夜の寝かしつけに授乳は必要なくなりました。
赤ちゃんのねんねトレーニングをするべきか悩んでいるママも多いと思います。寝かしつけで悩んでいるママのために、我が家の寝かしつけ方法をご紹介します。
我が家の寝かしつけの流れ
寝かしつけ方法をご紹介する前に、我が家のねんねまでの流れをご紹介します。1日のリズムを作ってあげることで、スムーズに寝かしつけができるようになってきます。
おおまかに、こんなかんじです。
お昼寝は1時間半〜2時間くらい。3時までに起きるようにしています。
「お風呂に入ったら寝る」というリズムができているようで、お風呂から上がると布団でコロコロ転がります。
我が家で試した赤ちゃんの寝かしつけの方法
我が家の赤ちゃんに試した順に紹介していきます。
抱っこして歩き回る
抱っこして歩き回ったり、ユラユラさせるのは、生まれたときからやっている寝かしつけ法のひとつです。抱っこして歩き回るのは、時間がかかることも多いけど、1歳くらいまでの赤ちゃんなら効果的な寝かしつけ方法だと思います。
昼間なら家の周りをお散歩がてらウロウロしたり、おんぶして家事をしていると寝てくれます。でも、できれば横になって眠ってくれるとうれしいですよね。
リラックスできる音楽をかける
赤ちゃんが寝る音楽を探してBGMとして流します。眠いときは、音楽を聴きながらすうーっと寝てくれます。
ほかの方法も試しますが、とりあえずBGMはかけるようにしています。
我が家は、ジブリの「ほ〜ら泣きやんだ!ゆっくりおやすみ編~となりのトトロ・いつも何度でも~」を生まれたときからかけていて、泣いているときにかけると泣きやんで寝てくれることが多かったのでこのCDをBGMとして使っています。
となりのトトロ、いつも何度でも(千と千尋と神隠し)、カントリーロード、風の谷のナウシカ、やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便)などの曲が入っています。私も大好きなジブリなので、楽しみながら寝かしつけができています。
「ほ〜ら泣きやんだ!」はジブリたけではなく、ディズニーやモーツアルトなど、いろんな種類が販売されています。リラックス効果もあるので、ママの好きな曲を選んでみてください。
おしゃぶりをしゃぶらせる
5ヶ月頃までは、おしゃぶりをしゃぶらせると寝てくれました。眠りが浅くなったときにくわえさせると、また深い眠りに落ちていっていました。
6ヶ月になると、自分でおしゃぶりをつかんであそびだすので使えなくなってしまいました。
歯が生え出すと歯並びの問題も出てくるので、まだ歯が生えていない赤ちゃんに安定剤として与えてあげるのもいいと思います。
子守唄
「ねんねんころり〜よ」と子守唄をうたってみるのですが、歌っている間は寝てくれません。歌い疲れて子守唄をやめてしばらくするとねんねしくれます。
子守唄で眠くなっているのか、子守唄がじゃまで眠れないのか半分半分かもしれません。歌がうまいママなら効果的なのかな?
= 追記 =
その後、子どもに合う歌が見つかりました! 「はらぺこあおむし」の歌をうたうと眠くなって睡眠モードに入るようで、すぅ〜っと寝てくれるようになりました。その子に合う子守唄というのがあるんですね。
胸や背中をトントン、背中をなでなで
寝かしつけの定番ですね。胸や背中をトントンと叩きます。
うちの赤ちゃんには背中や胸トントンはあまり効果がなかったです。「もう少しで眠りに落ちる」くらいのときにやると眠りに入っていきますが、そうじゃないときは嫌がっていました。
パパは背中をなでなでしていたみたいです。気持ちがよかったのか、なでなででねんねしてくれることも多かったようです。
おしりポンポン
手のひらをお椀型にして、おしりを包むこむように強めに叩き上げる方法です。トントンはやさし〜く、軽〜く叩きますが「ポン!ポン!」と音が出るくらいに叩きます。
背中は内蔵があってこわいので、おしりを叩き上げています。これが効果てき面! 外出先でなかなか眠れずにぐずったときにやると、すぐに寝てくれます。
ねんねのときは、横向きにしてポン!ポン!と叩くと眠りにつくまでが早いように思えます。
眉間をコスコス
これは保育園の先生に教えてもらった方法です。
眉間を指でコスコスとスピーディーになでます。この方法は、我が家のパパもやってもらっていたそうで、眉間コスコスで寝ていたそうです。我が子にはこの方法は合わないようで、眉間を触るとすごく嫌がります……。
眉間ではなく、鼻をやさしくつまむようにして鼻の先をなでるのも効くそうです。
寝たふり
なにをやってもダメ!! というときは、寝たふりをします。寝息をたてたり、わざといびきをかいてみたりして「ママは寝ていますよ」アピール。
起きていると分かると、構ってほしくて立ち上がってウロウロしたり、お腹の上に乗っかってきます。頭に頭突きをされても、お腹の上で飛び跳ねられても無反応!
相手をしてくれないとわかると、諦めて寝てくれます。最終的には、これが一番だということに気づき2歳以降は無駄な抵抗はせず、寝たふりで寝かしつけをしています。
絵本の読み聞かせ
寝る前に大好きな絵本を読み聞かせします。これが我が家の「入眠の儀式」です。
3冊くらい読んで、最後に『ねないこだれだ』を読み聞かせています。電気を消すと子どもが「ボーンボーン」と催促をしてくるので、暗い中で暗記している『ねないこだれだ』のお話をしてあげます。
『ねないこだれだ』のお話を聞くと、寝るモードに入るのかもしれません。
ぬいぐるみを抱っこさせる
1歳2ヶ月になったころ、私が小さいころから使っていたうさぎのぬいぐるみの「うさちゃん」をあげました。
私が物心がついたときには、一緒にいたぬいぐるみです。結婚するまで、うさちゃんを抱っこして寝ていました。子どもができたら、自分の子どもにあげたいと思っていて、やっとこの日が来たのです!
うさちゃんを渡すと、すごく気に入ってくれました。ほかのぬいぐるみで試したことがあったのですが、こんなに気に入ってくれたぬいぐるみはありませんでした。大好きなアンパンマンでもすぐに飽きたというのに…。
私の匂いが染み付いていて安心するのか、寝付きがすごくよくなりました。チュウして、ギュッと抱っこをしてねんねしています。
ママのお気に入りのぬいぐるみがあれば、試してみるといいかもしれません。
赤ちゃんに合う寝かしつけ方法はさまざま
我が家では「絵本の読み聞かせ」「赤ちゃんが寝る音楽」「おしりポンポン」「ぬいぐるみ抱っこ」が効果的だったかなと思います。今では夜のねんねはおっぱいを欲しがることなく、寝てくれます。
卒乳するまでは「今日のねんねはおっぱいナイナイね。ナイナイで寝れる人いますか?」と聞いて手を上げさせ、納得させて寝かしつけをすると我慢してくれるようになりました。
赤ちゃんの頃は特別な事情がなければ、おっぱいで寝かしつけてあげてください。赤ちゃんがおっぱいを欲しがるのは当然のことです。無理にやめさせる必要はありません。
私は1日に10回以上授乳をしていて、喘息が出てしまい体力的に辛かったので、1歳を過ぎたころにパパに協力してもらって、寝かしつけの授乳はやめました。
うまくいく方法が見つかったとしても「ある日、その方法じゃ寝なくなる」ということがあると思います。そういうときは、違う方法を試してみる。それを何度も繰り返すと、次第にその子に合った寝かしつけ方法が見つかると思います。
毎日決まった入眠の儀式(決まった絵本を読む、歌をうたうなど)を作ってあげると、赤ちゃんも「これをしたら寝るんだ」という気持ちになっていくそうです。
いろいろな方法を試して、自分の赤ちゃん、子どもに合った寝かしつけ方法を見つけてあげてくださいね。
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