赤ちゃんは擬音を使った絵本が好きでしたが、1歳半〜2歳くらいの子どもは感覚的な絵本を楽しめるようになってきます。言葉をどんどん吸収していく時期でもありますので、「あいさつ」や「物の名前」などの絵本もいいですね。
今回は1歳半〜2歳くらいの子どもにおすすめの絵本、1歳半〜2歳の頃に小河童ちゃんが好きだった絵本を紹介したいと思います。
もこもこ|谷川俊太郎
はじめに書いた感覚的な絵本の「もこもこ」です。もこもことした物体がいろんな形に変わっていきます。
食べられたり、パーンと弾け飛んだり。赤ちゃんの頃は擬音として楽しめていたものが、1歳半を過ぎるとどういった状態なのか感覚で分かるようになってきます。
きんぎょが にげた|五味太郎
赤ちゃんの頃に保育士をしているカッバーバのすすめで買いました。
カーテンの後ろやキャンディーの中に逃げたきんぎょを探し出す絵本です。2歳〜4歳向きと書いてあるのでまだ早いかなと思ったのですが、小河童ちゃんは1歳半の頃にはきんぎょを指差しして見つけられるようになりました。
探し出す力や指差しの練習だけではなく、たくさんの物が出てきますので「帽子」「ぞう」「ロケット」など、物の名前を覚えることもできます。きんぎょ探しに飽きたら「ぞうさんはどこ?」「キリンさんはどこ?」など違うものを探してみるのも楽しいです。
あいさつ|いもとようこ
いもとようこさんの絵本は、イラストがやさしいタッチでとてもかわいいです。
「おはよう」から「おやすみなさい」まで、あいさつを覚えるのにおすすめの絵本です。絵本を読んでいたおかげで、お友達に会ったときにあいさつをできるようになりました。最後が「おやすみなさい」なので、寝かしつけの絵本として寝る合図にしています。
絵本の最後に書いてある「あいさつはことばのあくしゅ げんきなあいさつは みんなをげんきにします」という言葉が、私も小河童ちゃんも大好きです。
やさいさん|tupera tupera
仕掛け絵本です。
「やさいさんやさいさんだあれ」と聞いてページをめくると…
野菜が飛び出します!
イラストがキモカワでページをめくると、子どもが「ヒィーっ!」となって大はしゃぎ。野菜への苦手意識をなくすために読み聞かせしています。
1歳半の小河童ちゃんは、くだものさんもお気に入りです。
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」|かがくいひろし
かがくいひろしさんの絵本はユニークでおもしろいものが多いので、私も小河童ちゃんも大好きです。
その中でもおすすめが「だるまさんシリーズ」。「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊があります。
1歳半〜2歳の子どもなら、「だるまさんの」の絵本が体の部位を覚えるのにピッタリです。小河童ちゃんもこの絵本で手、目、毛などの体の部位を言えるようになりました。
絵本に合わせて「だ・る・ま・さ・ん・の」と、動くのも楽しいみたいです。
いやだいやだ|せなけいこ
せなけいこさんの絵本は、保育園や子育て支援センターなどに必ずと言っていいほど置いてあり、昔から愛されている絵本です。保育士のカッバーバもおすすめの1冊が「いやだいやだ」の絵本です。
せなけいこさんの絵本はハッピーエンドではなく、終わりが悲しかったり怖かったりするものが多いのですが、カッパパが子どもの頃は、せなけいこさんの絵本が大好きだったそうです。
1歳半〜2歳の子どもはプチイヤイヤ期が始まります。
子どもがイヤイヤをすると「それならかあさんも いやだっていうわ!」と言って、子どものイヤイヤのマネをしています。そうすると、不思議そうにじーっと見つめてイヤイヤがおさまります。
子どものイヤイヤ期をじょうずに対処することができたのは、この絵本のおかげなのかもしれません。
コメント