生ワクチンと不活化ワクチンの違い

予防接種に使用されるワクチンは大きく分けて「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2つがあります。
「生ワクチン」「不活化ワクチン」と言われてもよくわからないと思いますので、その違いについてご紹介します。

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生ワクチン

生ワクチンってなに?

生ワクチンは生きた病原体を弱めたものを使用します。
弱めたものとはいえ生きた病原体を使うので、接種するとその病気に軽く感染しまので、発熱などの症状が出ることがあります。
不活化ワクチンよりも生きているワクチンなので免疫力が強く、長続きするので接種回数は不活化ワクチンに比べて少なくすみます。
免疫ができるまで約1か月かかります。

生ワクチンを接種した場合、次の予防接種まで4週間あける必要があります。
不活化ワクチンやほかの生ワクチンとの同時接種は可能ですので、同時接種でできるだけ早く終わらせるようにしましょう。

生ワクチンの予防接種はなに?

不活化ワクチン

不活化ワクチンってなに?

不活化ワクチンは、ウィルスを殺して有効な成分だけを取り出したものをいいます。
生ワクチンとは違い感染をするわけではないので、十分な免疫をつけるために複数回接種が必要です。
一般的に2〜3回接種して、ある程度の抵抗力ができたあと(おおよそ1年後)に追加接種を受けると十分な抵抗力(免疫)がつきます。

不活化ワクチンを接種した場合、次の予防接種まで1週間あける必要があります。

不活化ワクチンの予防接種はなに?

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