布おむつのメリットはたくさんあるけど、デメリットもあります。
私は、布おむつを使っていてよかったと思ったことがたくさんあったけど、「大変だなぁ。やっぱり、やめようかなぁ」と思うこともありました。
実際に布おむつを使ってみて、「紙おむつにしてしまおうか」と思った理由。
紙おむつと布おむつの両方を使っていたからこそわかる、布おむつのデメリットををお教えします。
布おむつを洗うのが大変
布おむつを利用しない理由として、一番にあげられるのが「洗うのが大変」ではないでしょうか。
布おむつを使うと、産後で赤ちゃんのお世話が大変なときに、洗濯が1回増えてしまいます。
- カビの繁殖を防ぐために、赤ちゃんがおしっこをしたときはササッと水洗い。
- うんちをしたときはうんちを洗い流して洗濯石けんでゴシゴシ。
- 予洗いした布おむつは、バケツでつけおき。
- 布おむつがたまったらお洗濯。
これを聞いただけで「無理!」と思ってしまうママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが寝ているときは、ママも休める貴重な時間。
その時間に、うんちのついたおむつを洗って洗濯をしていたので、仮眠をとる時間が削られてしまいました。
産後すぐのママの体を休めないといけない期間は、紙おむつを使うといいかもしれません。
慣れてしまえば大丈夫なのですが、初めのうちは自分の赤ちゃんとはいえ、うんちを触るのに抵抗もありました。
1時間に何度もおむつ替えをしないといけない
月齢が小さいと、おしっこをためておけないので頻繁におむつ替えをします。
その度に泣くので、新しい布おむつに交換しないといけません。
新生児や生後2〜3ヶ月の赤ちゃんは、替えたと思ったらまた交換! と、常におむつのことを気にしておく必要があります。
夜に授乳以外でも起こされる
夜は2〜3時間おきに授乳しないといけないのに、おむつが濡れるたびに気持ち悪くて泣く赤ちゃんもいます。
授乳以外でも起こされていたのでは、ママの体がもちません。
我が家は、外出時と夜の間は紙おむつを使っていました。
紙おむつは替える回数が少なく、おしっこをしても赤ちゃんの不快感が少ないので、よく寝てくれます。
夜中も頑張って布おむつにせずに、ゆる〜く紙おむつとの併用をおすすめします!
すぐやめてしまうとかえって高くつく
布おむつの初期費用は、約25,000円。
それに、洗濯の水道、電気代などがかかります。
我が家は使わなかった布おむつをもらったので、初期費用はかかりませんでしたが、半年以上使わないと紙おむつよりも高くついてしまうことがあります。
- すぐに諦めてしまわないか
- 使い続けることができそうか
よく考えてから、布おむつ用品を購入するようにしましょう。
うんち、おしっこがもれやすい
新生児の赤ちゃんはうんちがゆるく、おむつカバーをよく汚します。
月齢が上がってくると、1回にするおしっこの量が増えてくるので、おむつ1枚では受け止めきれずに洋服まで濡れてしまうことがよくありました。
うんちやおしっこがもれるようになってきたら、おむつを2枚重ねにすることでカバーできます。
外出するときに荷物になる
外出するときに、布おむつはかさばります。
使用後に捨てられる紙おむつと違い、汚れたものを持って帰らないといけないので、おしっこを吸った布おむつは重くなってかさばるし大変!
布おむつは紙おむつに比べて漏れやすいので、洋服も多めに準備しておかないといけません。
おむつが濡れたらすぐに交換をしないといけないのですが、交換できるような場所が見つからないこともあります。
紙おむつなら、「この場所に行ったら交換しよう」とある程度予定が立てられるのですが、交換場所がすぐ近くにないときは大変です。
赤ちゃんとお出かけするときは、紙おむつにするなど、併用がおすすめです。
おしっこチェックを指を突っ込んでやらないといけない
紙おむつならラインが青色になったら、おしっこをしているという目印があります。
ですが、布おむつはおしっこサインがないので、おむつの中に指を突っ込んでチェックしないといけません。
おしっこだけならいいのですが、うんちも一緒にしているときに手についてしまうことがよくあります。
ただ、布おむつはおしっこが出た感覚を掴みやすいので、1歳くらいになると自分でおしっこが出たと教えてくれるようになりました。
布おむつのデメリットまとめ
いかがでしたか、布おむつを使って、実際に感じたデメリットをご紹介しました。
布おむつはとにかく大変! やる気がないと続きません。
大変そうだなと自信がない場合は、紙おむつを併用しましょう。
我が家も、外出時と夜は紙おむつにしていました。併用でなければ大変すぎて続かなかったかもしれません…。
布おむつは紙おむつに比べて大変なことが多いけど、赤ちゃんにとってのメリットがたくさんあるんです。
- こまめに替えるから、おむつかぶれをしにくい
- スキンシップがたくさんとれる
これを読んで、布おむつ育児を諦めかけてしまっていたら、ぜひメリットも読んでみてくださいね。
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