小河童ちゃんは、おっぱいが大好きな赤ちゃんでした。1歳の頃は、暇さえあれば「おっぱい」だったので、卒乳できるのか不安でした。
そんな小河童ちゃんが、ついに卒乳の日を迎えたのです!!
自然卒乳までの道のり
10ヶ月の赤ちゃんの頃は、2時間に1回おっぱいを吸っていました。母乳はもともと出ていなかったので、栄養は離乳食と粉ミルクでとっていました。周りでは「寝る前だけ」「1日に2〜3回」という赤ちゃんがほとんどだったので、卒乳できるのか不安でいろんな専門家の人に相談をしていました。
1歳の頃は、授乳回数が1日に8回〜10回。夜寝る前の授乳がなくなり、カッパパの寝かしつけて寝てくれるようになりました。それでも夜間授乳は2時間に1回。よく眠れず、体が痛くて辛かったです。
この頃は「1歳半までに卒乳したい!」と思っていました。
目標としていた1歳半の卒乳まであと1ヶ月という頃、お正月で帰省をしました。実家には人もたくさんいて、気が紛れるので「卒乳できるんじゃない!?」という淡い期待を抱いていました。
帰省中はおっぱいを吸わなかったものの、家に帰ってくると「パイちゃん!!」と、エロオヤジの目つき満面の笑みで抱きついてきました。
はい、卒乳失敗です…。
私自身、この頃には「小河童ちゃんの満足がいくまで吸わせてあげよう」と思っていたので、すぐにおっぱいをあげました。卒乳は失敗したけど、1週間おっぱいを吸わなかったことで、夜間の授乳がなくなったのは良かったです。
1歳7ヶ月の頃、日中の授乳に変化が現れました。それまで、1日に3回くらいおっぱいを欲しがっていたのですが、吸わない日も出てきたのです。
ひとりあそびができるようになり、お友達も増えて外であそぶことが楽しくなってきた時期です。「おっぱいより楽しいことを見つけられたのかな」と思っています。
小河童ちゃんも「2歳までは吸うけど、3歳になったらやめる!」と言っていたので、その言葉を信じることにしました。
ついに卒乳! 1歳11ヶ月
3歳くらいまではおっぱいを欲しがったらあげようと思っていたのですが、思っていたよりも早く卒乳の日が訪れました。
1歳11ヶ月になった頃、5日ほど帰省をしたのです。
帰省中はいとこのお兄ちゃん、お姉ちゃんとあそぶのが楽しかったみたいで、おっぱいを欲しがりませんでした。ここまでは、前回の帰省と同じです。「また帰ったら、おっぱいを欲しがるんだろうなぁ」と思っていました。
前回は、家に帰ってきたその日におっぱいを欲しがったのですが、今回は帰ってきた日も、次の日もおっぱいを欲しがりませんでした。
「おっ! これはついに卒乳か!?」
と、ドキドキしていたのですが、3日目におもむろに「グヘヘへ」と笑いながら「パイちゃん」といってきました。「やっぱり今回もダメだったか…」と、思っていたのですが、それを最後におっぱいを欲しがらなくなったのです。
私も、暇そうにしていると「パイちゃん」と言ってくるので、家の中では動き回るようにして、朝と夕方に公園へ連れて行くように努力しました。
このタイミングで!? というところで「パイちゃん」と言ってくることは2回ほどあったのですが、あそびにさそったらそのままおっぱいのことは忘れてくれました。
卒乳まとめ
卒乳できたのは、ひとりあそびができるようになったことが大きかったと思います。今まではぐずるので、1日家であそばせるなんてできなかったのですが、今は家の中でもぬいぐるみと一緒にあそんだり、歌ったり踊ったりして楽しそうにあそんでいます。
そして、まだ誕生日を迎えていないのですが「2歳!」と言っているので、お姉ちゃんになったという自覚が芽生えてきたのかもしれません。
1歳の頃に、このまま卒乳できなかったらどうしようと悩んでいたのが嘘のようです。周りに「こんなにおっぱいを吸っている赤ちゃんはいない!」というくらい、ずっと吸っている1歳児でした。
卒乳できなくて、悩んで、辛い思いをしていたのがアホらしいです。
今しかできないことなんだから、もっと楽しく授乳してあげればよかった。
おっぱいが大好きな赤ちゃんも、自分なりに楽しいことを見つけられれば卒乳できます。卒乳できないと悩むなんてもったいないです。
日本は「1歳半までに卒乳を」なんて指導をされることがありますが、海外では3歳になってもおっぱいをあげているところは多いのです。WHOでは2歳まで授乳することをすすめています。
いつかは卒乳の日を迎えるのだから、「卒乳しないと!」とあせらずに、子どものペースに合わせて自然卒乳ができるといいですね。
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