暑い夏の日は、赤ちゃんが熱中症にならないか心配ですよね。
自分の子どものころを思い返してみると、クーラーなしでも風がとおると涼しかったので、扇風機だけで過ごしていました。
ですが、今は暑さが厳しく、猛暑の日も多くなっていますので、そういうわけにはいきません。
それでは、現代ではどのように、赤ちゃんと夏の暑い日を過ごせばいいのでしょうか。
赤ちゃんの体について知っておこう
赤ちゃんは、大人よりも体の水分量が多いので、とっても汗っかき。
汗腺の数は生まれたときに、ほぼ決まっているので、大人よりも体の小さな赤ちゃんの方が汗をかきやすいのです。
汗をよくかくので、あせもや脱水症になりやすいです。
こまめに汗を拭いて水分補給をしっかりとしてあげましょう。
赤ちゃんが夏に快適に過ごせる温度・湿度は?
夏の10時〜14時は1日の中でもっとも暑い時間。
赤ちゃんの負担にならないように、外出は控え、できるだけ室内で過ごすようにしましょう。
赤ちゃんが過ごしやすい夏のエアコン温度は?
赤ちゃんが快適に過ごせる夏のエアコンの温度は26度〜28度。
外気との差が、5度以内になるようにします。
(※だたし、30度を超える猛暑日は熱中症の危険があるので、5度以内というのにこだわらなくても大丈夫です。)
エアコンや扇風機の風が直接、赤ちゃんにあたらないように気をつけましょう。
適温かよくわからないときは、赤ちゃんの顔色や、背中や胸を触ってみて「汗をかいていないか」「冷たくないか」確認してあげてください。
手足が冷たくても大丈夫ですが、体幹が冷たいときは赤ちゃんが寒がっています。
お布団や洋服、エアコンの温度などを調節して、寒くないようにしてください。
赤ちゃんが夏に過ごしやすい湿度
赤ちゃんが快適に過ごせる湿度は40%〜60%。
湿度が高いと、熱中症になってしまう危険があります。
湿度を測るために、温度計と一体になった湿度計を準備しておくと安心です。
夏のお風呂
暑い夏の日のお風呂の温度は、38度で少しぬるめにします。
赤ちゃんの肌はデリケートなので、あせもやかぶれができやすく、清潔にたもつ必要があります。
お風呂に入るときは、石けんで体を洗ってきれいにしてあげましょう。
夏は汗をよくかくので、1日1回〜2回シャワーを浴びるとさっぱりして快適に過ごせます。
冷たい水ではなく、ぬるま湯で汗を流してあげてください。
また、石けんを使用するのは、赤ちゃんの肌に負担がかかってしまうので、1日1回までとします。
夏の赤ちゃんの服装
夏は暑いので、赤ちゃんはたくさんの汗をかきます。
通気性がよく、汗をよく吸い取る素材のベビー服を着せてあげるといいでしょう。
赤ちゃんの服装は、キャミソールやタンクトップだと、冷房が効いた室内では肩が冷えやすくなってしまいます。
脇の汗を吸い取れるように、そで付きの服がおすすめです。
赤ちゃんが寒そうでなければ、肌着だけで過ごしても大丈夫。
小河童ちゃんは、暑い夏の日はコンビ肌着1枚で過ごしました。
おむつは、汗でムレやすくなっていますので、こまめに替えるようにしてください。
おむつかぶれをしてしまったら、早めに病院へ連れて行ってあげましょう。
着替えのかわりに「汗とりガーゼ」が便利!
汗をかくと体が冷えて、夏かぜをひいてしまうことがあります。
洋服は汗をかいたら、こまめに着替えさせる習慣をつけるようにしてください。
「何度も赤ちゃんの服を着替えさせるのは大変!」という場合は、背中に入れておく「汗とりガーゼ」があります。
汗をかいたら背中からこのガーゼを取り出し、新しいものに交換してあげればいいので、外出中などすぐにお着がえができないときに便利です。
我が家では1日5枚くらい使っています。
たりなくなったら手洗いをしていますが、ガーゼなのですぐに乾きます。
暑い夏の日の過ごし方まとめ
暑〜い夏。
体温が高く、汗っかきの赤ちゃんには、辛い季節です。
少しでも快適に過ごせるように、室温や湿度に注意しましょう。
赤ちゃんが過ごしやすいエアコンの温度や湿度を参考に、部屋の環境を整えてあげてくださいね。
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