赤ちゃん用の日焼け止めの選び方と塗り方!成分やSPF、PA値をチェック!

夏のイメージ
日差しの強い夏になってきました。
赤ちゃんの日焼け・紫外線対策はできていますか。

赤ちゃんの肌は、とってもデリケート。
日焼け止めは、肌への負担が少ないように、使用されている成分にもちょっと注意してみてくださいね。

今回は、赤ちゃんの紫外線対策で大切な「日焼け止め」の選び方をご紹介したいと思います。

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赤ちゃんの日焼け止めの選び方

日焼け止め
日本小児皮膚科学会が発表した「保育所・幼稚園での集団生活における紫外線対策について」に、小さな子どもに使うのにおすすめの条件が記載されています。

  • 「SPF15以上」、「PA++ ~ +++」を目安
  • 「無香料」and「無着色」の表示があるもの
  • プールでは「耐水性」or「ウォータープルーフ」表示のもの

自分が使っている日焼け止めと比べると、SPF15って効果あるの? と思ってしまうママもいるかもしれません。

SPFとPAってなに?

SPF、PA
日焼け止めに必ず書いてある、「SPF」と「PA」。
数値は気にしているけど、実はなんのことだかわかっていないママもいると思います。
SPFとPAがなんなのか、ちょっと説明しておきますね。

SPFは「Sun Protection Factor」の略でUVBを防ぎます。
UVBは、肌の表面に届く紫外線。

PAは「Protection Grade of UVA」の略でUVAを防ぎます。
UVAは、肌のまで届く紫外線のことをいいます。

SPFの値は、紫外線をあびてから、紅班が現れるまでの時間をあらわします。
素肌の何倍の時間がかかるのかをあらわし、素肌は約20分かかるので、SPF15だと「20×15=300分=5時間」。
SPF15の日焼け止めなら、5時間は紅班があらわれないということになります。

赤ちゃんを5時間も、日差しの中に連れ出すことは、ほぼないと思うので、じゅうぶんな数値ですよね。

では、PAはどうみればいいのでしょうか。
PAの値は、「+」を使って表示されています。

  • PA+:UVA防止効果がある
  • PA++:UVA防止効果がかなりある
  • PA+++:UVA防止効果が非常にある

弱いかなと思いがちな「PA++」でも、じゅうぶんな効果があることがわかります。

「SPF15以上」、「PA++ ~ +++」を目安に選ぶようにしましょう。

添加物などの表示をチェック!

添加物
赤ちゃんの肌は、とってもデリケート。
できる限り、余計な成分が入っていないものを選んであげたいですね。香料や着色料は日焼け止めに不要な成分。
なので、無香料や無着色と表示があるものを選びましょう。

大人の日焼け止めによく使われている紫外線吸収剤もチェック!
紫外線防止剤は、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2つがあります。

紫外線吸収剤は、白浮きしにくいのですが、まれにアレルギー反応をおこす人がいます。
ベビー用や、敏感肌の人向けの日焼け止めは、紫外線散乱剤のみ使用されているものが多いのですが、こちらも確認するようにしましょう。

水あそびには、ウォータープルーフの日焼け止め

水遊び
海や山では、SPFとPAの数値は以下のものを選びましょう。

  • SPF20~40
  • PA++〜+++

日焼け止めは、ウォータープルーフのものを選ぶようにします。
ウォータープルーフでも、石けんで簡単に落とせるものがあります。

ベビー用の日焼け止めは、石けんで洗い流せるものがほとんどですが、購入前に簡単に落とせるのか確認してください。
メイク落としのような刺激の強いものでないと落ちないものは、つけているときだけでなく、洗い流すときも赤ちゃんの負担になってしまいます。

日焼け止めの効果的な塗り方

日焼け止めの塗り方
日焼け止めは、2〜3時間おきに塗り直しましょう。
赤ちゃんはとっても汗っかき。
ベビー用の日焼け止めは、汗で流れ落ちてしまいます。

SPFやPA値が高いもの汗で落ちにくいものを選ぶよりも、デリケートな赤ちゃんの肌には低刺激の日焼け止めをこまめに塗ってあげるようにしてください。

日焼け止めの塗り方
紫外線環境保健マニュアル(環境省)より

薄く日焼け止めを塗っても効果が低いので、たっぷりと塗ってあげるのがポイントです。

おすすめのベビー用日焼け止め

アロベビー
ベビー用の日焼け止めの選び方や塗り方をご紹介しました。
でも、赤ちゃんに使う日焼け止めって、たくさんあるので、どれがいいのか迷ってしまいますよね。

私の周りのママで人気なのが、アロベビーから販売されている「UV&アウトドアミスト」です。

100%天然由来成分を使用しているので、肌にやさしい!
そして、虫が嫌うアロマの香りがするので、1本でUVとアウトドア対策ができるんです。

ミストタイプなので、動き回る赤ちゃんにもササッと塗れてしまうのがうれしいです。

赤ちゃんの日焼け止めの選び方と塗り方まとめ

日焼け止め
いかがでしたか、ベビー用日焼け止めの選び方と塗り方をご紹介しました。

赤ちゃんに使う日焼け止めは、「SPF15以上」、「PA++ ~ +++」を目安に、低刺激のものを選びましょう。
汗や服でこすれたりして、日焼け止めが落ちてしまうので、2〜3時間おきに塗り直してあげるのを忘れずに。

暑い夏の外出は、紫外線対策、虫よけ対策、熱中症対策と、赤ちゃんを守るためにやらないといけないことがたくさんあって、ママは大変だと思います。
夏のお出かけの注意点や、便利グッズなどをまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。

参考サイト

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